当社では、大和ハウスグループが掲げる、社会の公器としての役割を果たすために「大いなる和をもって、社会に貢献する事業を追求する」とともに、E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)経営に取り組むことでサステナブルな企業となることを目指すという方針にのっとり、会社運営を行っております。
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E:環境
Environment
環境負荷“ゼロ”への挑戦
大和ハウスグループでは、大和ハウス工業株式会社の創業100周年にあたる2055年を見据えて、2016年度に環境長期ビジョン“Challenge ZERO 2055”を策定しました。大和ハウスグループの経営ビジョンである「人・街・暮らしの価値共創グループ」としてサステナブル(持続可能な)社会の実現を目指し、4つの環境重点テーマ(気候変動の緩和と適応、自然環境との調和、資源循環・水環境保全、化学物質による汚染の防止)に関して3つの段階(調達、事業活動、商品・サービス)を通じ、環境負荷“ゼロ”に挑戦します。
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S:社会
Society
人権の尊重に関する基本方針
大和ハウスグループでは、企業倫理綱領において「人権の尊重(私たちはあらゆる人の尊厳と基本的人権を尊重し、人種・国籍・民族・性別・性的指向・性自認・障がいの有無・年齢・信条・社会的身分などを理由とした一切の差別を行いません)」と定めています。また、2018年1月には、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に記載のある、人権を尊重する企業の責任を理解した上で「大和ハウスグループ人権方針」を制定しております。
ステークホルダー
大和ハウスグループでは、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、5つの視点でステークホルダーとの接点を強化し、事業を通じて社会に貢献します。
- 私たちは、誰に対しても誠実に向き合うことを心掛けるとともに、良質な商品やサービスの提供に努め、常にお客様の満足と信頼を得るために最善を尽くします。
- 私たちは健康と安全に留意するとともに風通しの良い公正な職場づくりに努めます。また一人ひとりが成長できる人財育成の機会を提供します。
- 私たちは取引先とのパートナーシップを大切にし、適切な関係を構築します。また、自由な市場の競争原理に従い、業界全体の健全な発展を目指します。
- 私たちはその地域の文化や習慣を尊重し、事業活動や地域共生活動などを通じて社会の持続的な発展に貢献します。
- 私たちは経営ビジョンに掲げる「共創共生」の精神のもと、株主との目的をもった対話を実現するため、双方向のコミュニケーションの充実に努めます。
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G:ガバナンス
Governance
当社は、経営方針の第一に掲げる「法令遵守を徹底し、高い倫理観を持って行動することで、投資家の皆様から信頼を得られるよう努める」を実現するため、適正な社内規程の整備を行うとともに、下表の「コーポレート・ガバナンス体制」が円滑に機能するための行動を徹底し、妥協なき姿勢で会社運営に臨みます。
また、当社では業務の遂行において、役職員が高い規範意識をもって迷うことなく適正な行動が取れるよう、各種規程やルールについて徹底した明文化を図っております。更に、これらの規程やルールは、法改正や環境変化、有識者からの助言などに基づいたタイムリーな見直しを行うとともに、全役職員参加のコンプライアンス研修などを通じて、周知徹底を図っております。